本日の小夜子話「玲ちゃんの動機」

1話を見ててどうしても、変だなぁ、って思うところがあるんですよね。玲ちゃんが小夜子をやろうと思った「きっかけ」って何だったのでしょう?
「平凡などこにでもいるような自分だから、特別な何かになりたかった」「どんなことが起こるのか、自分の目で確かめてみたかった」って後から言ってるんだけど、これだったら別に「小夜子にならなきゃ叶えられない!」って事でも無い気がするんです。しかも、玲ちゃんて真っ直ぐな子だし、本当に秋に鍵を譲ってもらいたいなら、ちゃんと正面からお願いしそうなタイプに思える。(^-^;)勝手に鍵を取っちゃったっていう行動自体が、玲ちゃんらしくない・・・。
それに、鍵を持ち出したことがバレて「もう小夜子のフリはするな」と秋に言われた時、玲ちゃんは「さっきまではそのつもりだった」って答えてるんですよ。
つまり、花を飾ったらそれでおしまいにする気だった、って事ですよね?最初から小夜子の約束を全部果たそうなんて気は無かったんだけど、誰かが自分の先を越して行ったので、闘争本能に火がついたらしいです。(笑)*1じゃぁ、なんで小夜子のフリをして、花なんて飾ろうと思い立ったのか?って考えたら、やっぱり秋の為だったんじゃないかと思ったのです。
たんなる偶然だったにしろ、玲ちゃんは秋が六番目の小夜子であることを知ってしまった時、焦ったんじゃないでしょうか。
「小夜子の正体は誰にも知られてはならない」
そういう約束ごとがあるのに、自分が、秋が今年の小夜子だと知ってしまった・・・秋は約束を破ったことになっちゃいますよね。
この時はまだ「小夜子の祟り」とかオカルト的な噂ばかりが先走りしてたし、しかも秋は心臓の手術の為入院中なわけで・・・。何かがあったらどうしよう?だったら、自分が肩代わりしようって考えに至ったんではないかと思うのですが、どーでしょう?*2(って思って、一般の小夜子サイトさんを調べたら、玲ちゃんの動機について深く考察されている方がいらっしゃいました。(^-^;)検索すればすぐ見つかると思うので、興味のある方は探して見てくださいね☆)

*1:そして玲ちゃんはいつの間にか小夜子のゲームに夢中になってくし、津村沙世子との友情も深めて行きます。

*2:だって「秋の事は私が守るよ」って言っちゃう子ですし(汗)